ドッジボールは暴力・イジメだと感じる”被害者側”の意見と私の実体験
私にとって学校の中の天敵はいじめと給食、そしてもう一つ思い出しました。
それがドッジボール🏐
チームを内野と外野に分け、ボールを投げて内野の人に当て、当てられた人は外野へ行き最終的に内野に残った人がいなくなったチームが負けになるというルールなんですが、これが時としてイジメや暴力と混同されることがあります。
私は”被害者”側だったので、
ドッジボール=イジメ・暴力
だと思っている側です❗
おそらく、”加害者”側も悪意を持っている人間は『合法的に人をいたぶれる』と思ってニンマリしているヤツらもいるでしょう。
いや、絶対そうだ❗
って思ってます😅
私もそのことについて色々と調べてみましたが、過去にドッジボールの暴力性について議論されたこともあったようです。
その事実から、ドッジボールといじめ・暴力は親戚👬みたいなモンだと言えるかもしれません。
そこで今回は、ドッジボールといじめ・暴力の関係について
✅いつもボールを当てられてばかりの”被害者側”
✅ドッジボール反対派
の立場の意見を紹介しようと思いますが、意外にもドッジボールをいじめの温床だと考えている人は少なくないことが分かりました😳
合わせて、ドッジボールは避けて通れない以上、少しでも気をラクにできる方法論もお伝えしますので、ページはそのままで読み進めてみてください。
※今回の記事はけっこうボリューミーで、全部読み終わるまで7分ぐらいあります…😓
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🔷ドッジボールを暴力・イジメに感じた実体験
ドッジボールという競技を初めて知ったのは、小学校に入ってすぐ。
最初は『ころがしドッジ』といって、投げるのではなくて転がして相手に当てるルールでした。
そこまでは良かったんですが・・・😌
しかし、2年生になるとドッジボールが本格的に投げ当てるルールに変わりました。
最初はころがしドッジが単に投げるやり方に変わっただけと考えていましたが、初めて思い切り顔面や腹のみぞおちに直撃ヒットしたときに、『これは暴力と変わらない…』と感じたのです😨
その時、相手に悪意があったかどうかは分かりません。
しかし、それからドッジボールが怖くなり、まさにトラウマ🐅🐴になってしまったわけです。
しかし、当時は体育の授業や休み時間にはほぼ必ずドッジボールをやらされていて、しかも秋の球技大会に向けて皆気合が入っていたので、1人イヤそうな態度もしていられない状況でした。
朝、学校に行くときは『今日もドッジやるんだな…』と、気分が浮かない日がほぼ毎日。
イジメに遭っている時と全く変わらない感覚でした😭
それから、3年になっても4年になっても体育の時間は必ずドッジボールをやってて、ドッジボールのない世界はさぞ幸せなんだろうなと感じたぐらい。
そしてそれぐらいの学年になると体力も格段に伸びてくるので、向かってくるボールが余計に怖くなり😰、できる限り最初から外野に行かせてもらうかルール無視してコートの外へ逃げたりもしていました。
それを見るに見かねた優しい同級生は、ゲーム中に私をかばってくれたり、隣のクラスと試合するときは、『杉間くんだけは狙わないであげて』と言ってくれたりしました。
それも、女子にかばってもらったこともあったんです😅
今思えば恥ずかしい話ですが、当時はそんなこと感じてられる状況ではありませんでした。
『とにかく、ドッジボールから逃げたい❗❗』
先生からですら『情けない😞』と言われようが、女子にかばわれようが、そこには男としてのプライドなんてあったものではありません。
自分の身を守ることで頭がいっぱい。
さらに、ドッジボールでいちばん納得できないルールが、”顔面セーフ”というもの。
顔面に当たってもそれは無効となって内野に残れるというものなんですが、これこそ私が思うにイジメの温床なんじゃないかと思っています🤕
ドッジボールは当てられた人は外野へ回り、外野に回ったら投げるだけで当てられることはありません。
外野に当てたってポイントにはなりませんから🆖
だけど、顔面に当てられても内野に残るってことは、何百回当てられてもずっと内野に残って当てられ続けるということです。
そうなりますよね⁉
ひどくないですか⁉😠
私や私の身の回りではそこまで発展しませんでしたが、そのルールを悪用してずっと顔面ばかり狙われている人もいると思います。
そんな小学校時代のドッジボール洗礼でそれ以降ボールそのものが怖くなり、ドッジボールでなくとも自分に向かってくるボールに対する恐怖心は未だに消えていないぐらいです😭😭
ドッジボールさえなければ、ボール恐怖症になることなんてなかったはず。
私はドッジボールの生みの親を、今でも恨んでいます👹👹👹
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🔷ドッジボールを暴力・イジメだと感じる人は多い!
前の章では私の体験を話してきましたが、同じような意見を持った人は多数いらっしゃいました。
その意見の一部を紹介しましょう。
学校でドッジボールをすると人一倍強く当てられます。
それに、私は運動神経が悪いので狙われたら避けることが出来ません。
結果、悪意に溢れたボールが私に強く当たります。
でもポーツだから。そんな理由で痛くても逃げる事は出来ないし、
泣くことも許されません。
でもこれって私が今までにされてきたイジメと違うのですか?
それとも、スポーツだから許される事なのでしょうか。
みんな見てるけど止めてくれる人は誰もいません。悲しいです。
そもそもどうして日本はドッジボールが許されているのでしょうか?
ただ痛いだけなのに。今日もボールを当てられました。
イジメてきた子はドッジボールの練習だと言って辞めません。
もうすぐ球技大会があります。
親も先生もあてにならないし、毎日辛くて死にたいです。
(出典:Yahoo知恵袋)
ドッチボールって「アウトセーフはどうでもいい、ただクラスの独裁者の顔面を合法的にボコボコにできる」競技と化すあの瞬間嫌いじゃなかった
(出典:NAVERまとめ)
私もボール恐怖症で運動の中でドッチボールが一番嫌いだったな〜^_^;
(出典:NAVERまとめ)
「痛い」っつってんのにもろに当ててくるからドッチボール嫌い。
(出典:NAVERまとめ)
嫌いだったなぁ、ドッチボール…。あれは体育嫌いをさらに追い込んで運動嫌いにさせるためのものとしか思えなかった。
(出典:NAVERまとめ)
繰り返しますが、ドッジボールって表向きは”スポーツ”扱いなんです。
ボクシングやプロレスなどのような格闘技も同じスポーツだけど、モロに暴力性があるものですから小中学校ではやりません。
事実、ドッジボールも同じように『禁止しろ』という声がありました🆖
街なかで人に暴力をふるったり、物を投げつけたりすることは許されませんが、ボクシングやプロレスなどはスポーツだからリングの外では暴力行為でもリングの上では褒められます。
ドッジボールも同じ。
あくまでスポーツとして人体にボールをぶつけるルールだから、それができれば褒められるしゲームとしても”勝ち”になります。
つまり、いじめっ子・悪意を持ったクラスメートたちにとって、唯一人に物を投げつけることが許されるイベントで、私も、
いじめや暴力を合法的にしたもの
だとしか思えません😡
中でも私は『ボール恐怖症』という言葉に共感しました👌
体験談でも話した通り、小学校低学年の早い時期からドッジボールをさせられていたため、ドッジ以外の他の球技でさえ怖くなってしまったので。
✅バスケットボールでパスが回ってきたとき
✅サッカーでゴールキーパーになったとき
✅すぐそばでドッジボールの試合がされていたとき
極めつけは、同級生が近くでサッカーのリフティングをしていただけで怯えていたんです。
『そんなの有り得るのか⁉』って思いましたよね?
有り得るんです😓
だから、その同級生からは『何だよ!?お前!』と詰め寄られ、下校前の”終わりの会”で『杉間くんが被害妄想していました』と皆の前でチクリ。
もちろんバッシングを受けましたが、私自身はどうすることもできませんでした。
怖いモンは怖いんだから仕方ない😌
紹介した意見のように、同じように苦しんでいる人はたくさんいます。
怖いから怖がっているのに、そういう態度をしていると叱られる😭
苦しいのはあなただけじゃない!だから、あなたはちっとも変じゃない!🆗
ということを知ってもらいたかったのです。
もし、
✅クラスの中でドッジボールが嫌いなのがあなただけでも…
✅怖がっているのはあなただけでも…
それはあなたの学校の中だけの話。
学校の外を見れば同じことで悩んでいる人はたくさんいますから、『自分は変だ!情けない…』とは、絶対に考えないでくださいね🙏🙏
そして、ドッジボールのこういった問題点について、実際にやっている子ども達だけでなく、専門家も同じような指摘をしています。
これまでは、私の体験談やドッジボールに反対派の学生本人の声を紹介してきましたが、次の章では、ドッジボールと暴力性の関係について専門家の意見を紹介します。
専門家ですから、説得力バツグンですよ🧐🧐
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🔷専門家の声
ニュースメディア『ウートピ』で紹介されていた、
【ドッジボールには暴力性があるのか?】
という題目の記事のなかで、記者と名古屋大学・内田良准教授との討論の一部を紹介します。
記者:先生ご自身はドッジボールの危険性についてどう思われますか?
准教授:柔道やラグビーなどのコンタクトスポーツ(プレイヤー同士が接触する競技)っていうのは暴力が内包されていてもわからないんですよね。投げたりぶつかったりしているなかに、意図的な暴力が潜んでいても、その悪意が見えにくいわけです。でもドッジボールはコンタクトスポーツではないのでそういう悪意のある暴力はないだろうと思っていましたが、実はターゲットに向かって思いっきり投げるだとか、ボールが飛んでくるのが怖かったという人がいるわけですから、暴力的なもの、あるいはいじめ的なものが内包されている可能性があるというのが見えてきたのではないかと思います。
記者:「ドッジボールに内包される『悪意』」についてどう思われますか?
准教授:教育現場において子どもたちの悪意のあるなしを判断するのは非常に難しいことだと思います。投げられた側の捉え方にもよりますから。投げた本人には悪意がなくても、投げられた側には被害意識が残ることも十分考えられます。いじめなどを回避するために悪意のあるなしを判断するのは非常に難しく、簡単に解決できるような問題ではないといえますね。
記者:スポーツには「怪我をするのは当たり前」という論調が多いように見受けられますが。
准教授:そもそも、「スポーツに怪我がつきものだ」というのは意味のない議論だと思っています。それってほとんど思考停止状態ですよ。それだったらどんなことでも「怪我はつきもの」になりますよね。柔道の死亡事故は毎年3、4人起きていて、30年間で118人の児童・生徒が亡くなっています。死亡事故が起きても「柔道は人が死んで当然だ」といわれたくらいなんですよ。組体操でも怪我はつきものだといわれるし。それは提起された問題に対して何も検証をしないという対応で、僕はそういう対応は意味のないものだと思っています。
(出展:ウートピ)
内田准教授はドッジボールに反対か賛成かというのではなく中立的な意見を述べられていましたが、まず、学年が上がるごとにケガする確率が高くなっていると指摘しています。
これに関しては、成長と共に体力も強くなるから当然だと考えるのも自然ですし、その一方でボールをぶつける際に悪意を持っている可能性があることも否定はしていません。
ドッジボール反対派の生徒の意見の中にも『悪意を感じた』『合法的なイジメ』だと指摘しているように、同じように物を人に投げつけることがスポーツとなっている以上、そこに悪意があっても分かりづらいし防ぎようがないと、内田准教授は心配していました。
話はそれますが、最近、幼児向け人気アニメ『アンパンマン』の”アンパンチ”が問題視されているのを聞いたことはないでしょうか❓
あれを見た幼児たちが、同級生に対して『ア~ンパ~ンチ!!』といって殴りかかる事例が増え、親や先生たちを悩ませているというものです。
私が子供の頃は普通にマンガを見る感覚で見ていただけですが、よく考えるとアンパンマンはヒーローで正義の味方だから、彼のやっていることは許されると思わせる危険がありそうですね😰
話をドッジボールに戻すと、暴力性の潜んでいるものは希望者だけにするとか、何らかの配慮が必要ではないかと考えます🤔
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🔷少しでも気持ちをラクにしたい!そんな時は…
ここまで、ドッジボールが暴力やイジメのように感じた人へ向けて、世間から同じ意見を集めて、あなたの考え方は間違っていないということをお伝えしてきました。
しかし、授業の一環である限りは逃げることが出来ないので、少しでも気楽に構えられないか、知りたいですよね🤗
まず、ドッジボールが怖いのは、
📌ボールが当たった時に痛いから
というのが主な理由だと思います。
怖い気持ちをなくすためには、その理由をつぶすのが一番近道です🛣
ということは、方法は次の2つになります。
✅どんなボールが来ても避けられる自信を身に付ける
✅当たったら一番痛いところを徹底的にかばう
つまり、🇦絶対に当てられないか、🇧当たっても痛くないかのどちらかだということです。
正直なところ、Aのほうはかなり難しいでしょう。
それを極めるためには、📍動体視力を鍛えて、なおかつ📍俊足にならねばならず、さらに📍動き続けるためのスタミナも必要です。
もっと言うなら、なかなか当てられないことに闘争心を燃やされ、余計にターゲットにされることもありますからね(怖い怖い…)🔥
それでも逃げ切れる自信があれば、やってみても良いと思います。
となると、オススメはBの方法❗
つまり、顔面や腹部など当てられて痛いところをかばって、あまり痛くないところを犠牲にするのです。
当てられて痛いところは人それぞれ違いますが、
✅背中
✅後頭部
✅下半身
とかは比較的痛みを感じにくいかと思います。
そういう場合は、ボールを持った相手に背を向けるのが一番簡単なかばい方で、さらにカメみたいに丸くなればベストです💯
それから、この方法ってコートの真ん中のほうにいて向きを変えればいいだけなので簡単ですよね。
しかも、そうすれば顔面にも当たりにくくなるから、当たった後は外野に行けます😝
そんな具合に、痛くなりにくい方法を見つけてしまえばドッジボールの苦痛もかなり和らぐかと思いますよ😙
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🔷まとめ
ドッジボールはイジメ・暴力だ❗
と考えている人へ向けて、世間の同じような意見が多かったことをお話しし、あなたの考えは決して変な考え方ではないということをお伝えしてきました。
私にも同じ経験があり、当時イヤな思いをしていたのはもちろん、今でも向かってくるボールに対する恐怖心が残ったままです。
これに関しては専門家も問題を指摘しており、ドッジボールにも”目に見えない悪意”が潜んでいる可能性を主張していました。
紹介した専門家の声は賛成派でも反対派でもない中立的な意見でしたが、我々反対派の想いに対しても否定はされていませんでした。
こうして実際に専門家も交えて討論されたぐらいなので、あなたが『ドッジボールは暴力だ』と考えているなら、決して間違ってはいませんし偏った考えでもありません🆗
しかし、ドッジボールが授業の一環であれば避けて通ることはできないので、
🇦絶対に逃げ切れる方法
🇧当たっても痛くならない方法
のどちらかを身につければ苦痛が和らぐことになり、特に後者がオススメだということも合わせてお伝えしてきました。
ぜひ、あなたに合ったやり方を見つけて、少しでもリラックスできる学校生活を取り戻してください🏫
また、ドッジボールとは違いますが、イジメられっ子に役立つ記事もオススメです‼
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